今や「鬼滅の刃」を目にしない耳にしない日はない、と言うくらい大流行‥‥でも、話の内容どころか何度聞いても登場人物の名前と顔が一致しない(^^;
映画、観に行かないといけないかしら?
ピアノのレッスンでも〈鬼滅の刃効果〉があちこちで♪
小3男子Aくんもその1人です。
コロナで休校になった事も少なからず影響し、朝の登校をしぶったり、その流れで色々なお稽古ごとも消極的に。
ピアノレッスンも例外ではありませんでした。
まずは、ピアノ楽しい!音楽ってワクワクする!という感情を思い出して欲しい‥‥
思い切って考えを「やりたいことだけやってみる」にスイッチしました。
そこに登場したのがAくんも夢中になっていた《鬼滅の刃》。
レッスン歴も浅く、まだ譜読みもスタートしたばかりなので、全て楽譜を見て弾くということはかなりの難題。
目的が「楽しんで欲しい」というところにあったので、「これをキッカケに読んでくれたら」という考え、今回は捨てました。
ほぼ「見て聞いて覚える」だったのですが‥‥
①始めの頃はちょっと出来ないとお母さんの所へ泣きながら行く。そして、放り出してしまう。
その都度、Aくんと向かい合い話をしました。
すると、少しずつ変化が。
②間違えた所を自ら何度も練習する。(でもそれが続くと泣く(T_T)
③間違えた時にすぐ「ここから」と言って弾き始める。
この頃、「ちょっと自信ついてきたかな~」と思い、「弾けるようになったらお客さんはお母さんだけのコンサートをしよう!」と提案。日にちを設定しました♪
色々な良い変化を繰り返すうちに、
④私と連弾する時に、間違えても止まらないで弾き続けられる!
ように成長していきました。
そして、ラストまで通せるように(^-^)g""
精神的に起伏があり、ナイーブな心の持ち主。
話すときは、明るく「イェーイ」というノリももちろんありましたが、敢えて心や声のトーンを落ち着かせて、目を見て話すことを心掛けました。
コンサートではもちろん一発勝負。
やり直しはありません。
私もお母さんも、そしてAくん自身もドキドキでした。
弾き終わった時、みんなが息をするのを忘れているくらいに(笑)大成功!
「楽しかった!」というAくんの一言がとってもとっても嬉しかったです♪
そして、少し前と比べると表情がとても明るく自信に満ちていました(^^)/
だからなのかは分かりませんが、
レッスンでは「五指のテクニック」「わかーるピアノ」「わかーる曲集」「わかーるソルフェ」‥全てのテキストが復活!
なんとレッスンも学校も1人で行けるように!
少しでもピアノが役に立っていてくれたら嬉しいな~
そして、レッスンって、奥が深いなぁ〜と改めて感じるのでした(*^_^*)