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ミュージックキー認定試験Q&A
Music Key認定試験に関してのQ&Aです。皆様の疑問に講師の方々がお答えします。

ピアノ教師からの疑問
Q1 認定試験について、どうのように伝えたら良いのか?
「言葉が下手で上手く伝えられないのです。」とお悩みの先生…心配しないで下さい。
誰でも始めは上手く行きません。
でも何度か説明をして行くと、話すコツがつかめてくることは確かです。
また、このMusicKey認定試験Q&Aを活用なさり、説明に役立てて下さい。
  1. 入会時に「MusicKey認定試験を取り入れています。その時期に改めて詳しいお話をいたします。」と伝えましょう。
  2. 認定の時期になったら「試験を受験できるレベルに到達しました。」と話しましょう。
    親御さんは子供の成長を知り、教師も指導が順調に進んでいる事を、認定試験を通して伝える事ができます。
  3. 詳しい内容は、MusicKeyから資料としてお送りしています。
    「親御さんへ」のプリント物をもとに、実際の4部門そろった時の認定証などをお見せする事で、より具体的にご理解頂けるようです。
  4. 試験内容は終了するテキストの「総まとめ」としての試験である事、また次のレベルへの「やる気」につなげるという、教育的にもとても意味のある事をぜひお伝え下さい。
Q2 合格基準が独断になってしまわないでしょうか?
これこそが、この「認定試験」の特徴なのです。誰かと競う為の試験ではありません。
  1. このMusicKey認定試験が作られた「きっかけ」は、体に障害をお持ちの生徒さんの為でした。ですからMusicKey認定試験は合格基準を合わせる試験ではないのです。
  2. 担当の先生が、その生徒さんの成果を評価します。
    その生徒さんの努力が見られたら、それで合格にして良いと思います。
  3. 生徒に目標を持たせましょう。「暗譜は必ず」とか「強弱を付ける」など具体的に提示しましょう。
Q3 試験の作業が負担です。
ミュージックキーでは、出来るだけ先生方の事務作業が簡単になれば・・と「認定試験袋*」や「認定スタンプ*」を作りました。
この認定試験は『教師の負担が少なければ、続けやすい』はずです。
教師にとって「生徒指導はどうだったか確認しながらレッスンを進められる」ものです。
(*はミュージックキーオリジナルグッズの動画をご覧下さい)
Q4 もっと試験の価値を高めたいのですが…他の先生と合同で行う場合の注意点は?
何人かの先生と共同で試験を開催される先生もいらっしゃいます。
  1. 良い点は他の生徒さんの演奏を知る事ができる事や、一緒に楽典を受けるなど、新鮮さや適度な緊張感を持てるなどがあります。
  2. 気を付ける点は評価する先生がどの位その生徒さんの状況を知っているかです。
    マイナスのコメントばかりだと「私が習っている先生の教え方はどうなのか?」「私はまったくできない生徒なのか?」など疑問を残す結果となってしまいます。
  3. MusicKey認定試験の目的は「生徒にとって小さな目標であり、それを越えて行く意欲を盛りたて、ピアノを長く続けてくれる事」なのです。
  4. 有意義な試験にするには、相手の先生と事前に生徒さんの情報交換をして、生徒さんが「やる気」になる為のコメントをお願いしましょう。
Q5 楽典の練習問題があったら助かるのですが。
レッスンを妨げない2~3分の中で、その級に出る問題に似たもの(違う音やリズムなど少し変えて)を練習すれば、自然に問題を解く力がつきます。
教師にとっても生徒にとっても『負担のない試験』でなければ長続きしないと思うのです。
Q6 コメントを書くのが苦痛です・・・。
生徒さんの演奏を聴きながらコメントを書くのは時間的にも大変です。
それではどう余裕を持ってコメントできるかについて考えましょう。
  1. 試験をする日までのレッスンの様子(上手にできず苦労した事など)を事前に先生は思い出しましょう。
  2. 「試験を受けるにあたっての具体的目標」がクリアできたかどうか、その結果を書きましょう。
  3. 試験日に「それが表現できたか」など、いつも教えている先生だからこそわかる事を書きましょう。

こんな親御さん・・どうしたら良いでしょう?
Q1 「この試験って受けないとだめですか?」と、親御さんから言われました。
消極的な理由は何でしょうか? 次のような事をお話し下さい。
  1. 金銭的な事であれば、ワンコインで受けられる試験はあまりない事をお知らせしましょう。
  2. 親御さんが家で練習をさせることを負担に感じて、受験を躊躇されているとしたら、普段のレッスンの延長線上に、この試験があるので親御さんが特別に何かすることはありません。
Q2 親御さんが認定試験に熱くなりすぎる
試験と聞くだけではりきる親御さんは確かにいます。次のようなことをお話ください。
  1. これは誰かと競争するような試験ではありません。あくまでもその生徒さんが無理なく進んでいける為の小さな目標です。
  2. 親御さんにお願いしたいのは、教師と生徒さんが決めた目標(生徒さんのその時のレベルにあった内容)に向かって、わが子ががんばれるように、見守っていただきたいということです。
  3. 基本的にはレッスンの中で教師と生徒さんで仕上げていきます。
    親御さんと先生がいつでも話ができやすい関係を作る…その努力はしたいですね。
    そういう意味では、この試験は、その「きっかけ」にもなるようです。
Q3 親御さんから「これで合格?」と言われてしまいました・・・
認定試験に向かって努力している姿を親が見なければ、不満を持っても当然だと思います。
  1. 親御さんに、何を目標として認定を受けるかを伝えましょう。
  2. 試験がひどい場合は、生徒さんにどうだったか、どうしたらよいか(具体的な練習と再試験日)を話しましょう。
  3. 親御さんに2番を話すと共に、生徒さんが意識して取り組んでいる事を伝えましょう。
Q4 認定試験をやらずに曲だけ弾かせてと言われた。
とにかく試験なんかやらずに、ピアノが弾ければ良い!と考える親御さんもいます。
生徒さんでも「テクニックは嫌い!曲だけ進めたい!」という事もあります。
次のような事をお話しましょう。
  1. 試験がなぜ4部門に分けてあるか…例え話として、もし好きなものだけを食べたらどうでしょう?まさに、この「栄養バランス」を考えての試験です。
  2. 親御さんの不満はもしかしたら、お子さんが練習しない事にあるのかも知れません。とにかく真意がどこにあるかを教師が知っておく事は大切です。
  3. 認定曲に取り組んでいる生徒さんの様子を親御さんにも伝えましょう。
    音楽はすぐに結果のでるものでは無い事、結果よりもそこまでの過程が大切な事などを話しましょう。

こんな生徒さん…どうしたら良いでしょう?
Q1 ピアノの練習が嫌な生徒さん
こんな時こそチャンス!その生徒さんと話をしましょう。
  1. 例えば「ここまで弾けているからあとここが弾ければ*級のテクニックがチャレンジできるよ!」とか「ピアノが今、大変そうだから、楽典で音楽を深めましょう」など肯定的な話をしてあげましょう。
    その生徒さんがあと少し練習すればできる部門を受けさせてみてはいかがでしょう?
  2. 普段の練習が定着できていない生徒さんには、がんばらせるチャンス!理解の確認などとして認定試験を行うと良いと思います。
    やってみよう!と思わせるのは教師の伝え方次第!認定証を4枚用意して見ながら説明したり、認定袋や認定ハンコなど実物を見せるなど、まずは認定試験に興味を持ってもらえる事です。
    そして受けて見たいという気持ちになり、それが練習に取り組む一つの「きっかけ」となれば良いですね。
Q2 部門別になっている試験が嫌な生徒さん
特にどの部門が嫌いなのでしょう?もしかすると、『あまり弾けない=試験が嫌い』かも知れません。
個々で理由は違うでしょうから、原因を探ってみましょう。そして弱点がわかったなら、そのレッスンをして、それぞれの部門を挑戦して行けるように生徒さんを応援して下さい。
  1. 他の本を止めずに試験を受けられるというのは、4部門に分かれているからです。少しずつ生徒さんの様子を見ながら無理なく進めましょう。
  2. 1つの級が4部門揃って初めて大きな◯(まる)になる「認定スタンプ」や「認定試験袋」を見せながら「おしい!この部門が受かれば大きな◯になるのに…」と気付かせるのも一つの手です。
Q3 お友達が先に進んでいて、やる気が無くなっている生徒さん
たぶん「お友達より自分は上でなければ!」と思っているのでしょう。
これは認定だけでなく、全てにそうなのかも知れません。
良い意味では負けず嫌いでしょうが、相手の良さを認められる方向に育ってほしいですね。
  1. 認定は避ける事が出来ても他の運動や学業でも常に付いてまわります。
    つまり避けて通れないのが「人との比較」です。歩みは遅くても、自分なりに一歩ずつ進んで行く事に価値があるのを、ぜひ生徒さんと向き合って話す時間を取り伝えてあげて下さい。
  2. もしかすると、親御さんが「あの子はこんなに進んでいるのに、あなたはどうしてこうなの!?あなたの方が年上なのに恥ずかしい!」などと話している事が原因かも知れません。
    ゆっくりでも、その子なりに進んでいく事の大切さを親御さんにも伝えたいですね。
Q4 みんなが受けているから仕方なくやる生徒さん
確かに全員が大賛成で試験をしているわけでは無いはずです。
肝心なのは、何を目的に試験をしているかを知っているかどうかです。
  1. その生徒さんにとっての小さな目標をしっかり決め、意識させましょう。
    そして小さながんばりであっても、それをしっかり評価してほめてあげましょう。
  2. 4部門の総合的な音楽の力を、その時々の生徒さんの状態に合った形で進めて行ける・・そんな認定試験の素晴らしさを事あるごとに伝えましょう。
  3. 良い事だと分かっていても時間と共にその価値は薄れて行きます。
    生徒さんが合格するたびに、次への「やる気」になるような応援の言葉を、ぜひ教師は発し続けたいですね。
Q5 中高生はレッスンに通うだけで精一杯で試験が負担に…
部活や塾など本当に大変ですが、だからこそ意義のある時間を持つ工夫を教師はしたいですね。
  1. 「練習時間が難しいからこそ、小さな目標を1年に1個で良いから作って形としたらどうかしら?」と提案してみましょう。
    忙しい時ほど、形あるものが達成感にもつながり、なんとか続けて行こう!という気持ちになる事がしばしばあります。
  2. どちらにしても、生徒さんと話し合う事が大切です。
    その様子などを親御さんにも報告し、親御さんの考えも知っておくと良いでしょう。
    ここで大切な事は、レッスンを続けたいと思う生徒さんの気持ちを、教師は一番に考えてあげて欲しいのです。